手水の作法

手水は心身を清める『禊』(みそぎ)などを簡略化したものといわれています。
一般的には次のような作法で行います。

①まず、右手で柄杓を持ち、手水鉢から水を汲み、左手にかけて清めます。
②次に、左手に柄杓を持ちなし、右手にかけて清めます。
③あらためて右手で柄杓持ちなおし、左手に水をため、その水で口をすすぎます。
 最後にもう一度左手にかけて清め、柄杓を元の位置に戻して終わります。


諸祈願の作法

神社にお参りした時は、神前に至り「お賽銭」を捧げます。
これは本来、お米を用い、「散米」と呼ばれていました。。「お祓い」の意味を持った神詣での伝統的な作法の一つです。また神様にお願いごとをするだけでなく自分の誠意を具体的に表わすささげものです。また、初宮詣・七五三詣・家内安全・厄祓い・交通安全などの、ご祈願・お礼参をする時のお礼の包み方、表書き等に迷わられる方もあると思います。

祝儀袋は一般の吉事には赤白の水引のもの(結び切又は蝶結び)。 神道式による凶事(葬祭)には黄白の水引のもの(結び切)。

お金の場合は『初穂料』と書けばよいでしょう。また、神前に捧げる玉串に因んで『玉串料』と書く場合もありますが、『初料料』が最も一般的なです。
地鎮祭など出張祭典の場合は『御礼』と書いてもよろしいでしょう。


奉納について

神社にお参りする際、初穂料やお賽銭とは別に、感謝やまごころを添えて神社にお供えを納めることを奉納や奉献といいます。奉納の品には様々なものがありますが、御祈祷などの際には、お米やお酒、季節の野菜や果物、お菓子など神饌にあたるお供えを奉納することもあります。
奉納する際は、お供え物にのし紙を付け、『奉納』や『奉献』という表書きと氏名や会社名を記して納めます。特にお酒の場合は『献酒』という表書きを使うこともあります。

直会(なおらい)とおさがり

一般に「ナオライ」は「直り会い」のつまった語といわれ、「ナオル」は平常に戻ること、即ち祭典中の精神の緊張を解いて、普段の生活にかえることとされています。それと共に、神さまに触れた尊いお供えのお相伴にあずかることで、御加護や御神徳を賜る大切な行事です。なお、お神酒やお洗米をいただいてこれにかえることもあります。
お神酒をいただくときには感謝の気持ちを込めて一度拍手をしてから杯をとっていただくと丁寧でしょう。

御祈祷や昇殿参拝のあと、おさがりをいただきます。これは、神さまにお供えしたものをいただいて、御加護などを賜るためのものです。
お酒やお塩、お砂糖など神社によって内容は異なりますが、ご自宅にお持ち帰りになって、皆様でお召し上がり下さい。
また、お箸やしゃもじ等があれば、福を呼ぶ縁起物としてお使いいただくとよいでしょう。